2010年7月17日・18日に宮城県石巻市で開催された世界ほやエキスポ
当日のメインスタッフとして参加してきました。

ま、ブログに来場者への感謝の気持ちを書いたところで誰も読まないので、ここでは淡々と自分のための備忘録を記そうかと思い。

メインスタッフといっても、自分が携わったのはCM制作と当日のUstream中継。
数々のメディアに取り上げられる中で自分のやったことがどの程度の集客になったかはわからないし、当日の売り上げや運営のために何かをしたわけではない。
最近富に感じるこの「何もできてない感」は、去年の自分が高揚感とともに得ていた「いろんなことやってる感」とは対になる感情で、表裏一体で、非常に危うい。

とはいえ、Twitterやライブ中継を見て来てくれました、という人が、何人もわざわざ挨拶に来てくれたのは非常に嬉しかった。
一番嬉しかったのは、個人的な知り合い(しかもTwitter経由で一度しか会ったことがない人)が友人を連れて遊びに来てくれたことかな。
そのほかにも、身近なつながりの人と沢山あの会場で会えたことが、楽しく、嬉しかった。

さて。
おもに準備期間において、なんだか色々と考える機会があった。

アイデアマンは世の中に沢山いるけど、口を衝いて出るアイデアってそのほとんどは実現されないものだ。
ほやエキスポのように無事成功したイベントだって、その裏には沢山の、というかできたことより遥かに多くの「できなかったこと」がある。
自分ができること、できたことは、そのうちのいくつかを実行に移したことなんだろうと思う。

どうも俺は、やるといったことをやらないと気が済まない性格らしい(多分、有言実行と呼べるほど大層な信念ではない)。
というかむしろ、実際の世の中では意外と「言いっぱなし」が許容されるし、みんな自分の言ったことや約束したことを結構あっさり「本気じゃなかったもの」として片付けてしまえるように思う。
逆にいえば、俺はやれないかもと思ったことに慎重になってしまうし、そのあたりで積極性が失われている。
これは結構致命的で、「(これほど常に願っているはずの)何かを生み出す力」に欠けているとすら言えるかもしれない。

平日も土日も全て費やした。前日も作業が増えて寝れなかった。
1/30秒の世界とひたすらにらめっこした(これは、しかし楽しい作業だった)。
自分の体の二倍はある段ボールを抱えて、雨に打たれながら一人で東口をとぼとぼと歩いていたときは、さすがに全てを投げ出しくもなった。
それぐらい必死になるのは自分にとっては当たり前なんだけども、しかし、今回のイベントに関して言えばとても中途半端だった。
自分ひとりでできたことなんて、ほとんどなかったのだ。
彼がいなかったら、そして彼女がいなかったら……。結局、それが今の自分の限界だ。

まとまらない想いを抱えつつ、自分が何かを成す人間になるためには何が必要なのか、見えているようで見えない答えを最近漠然とずっと考えている。
ほやエキスポはおかげさまでとりあえずの成功を収めた。きっと来年もあるだろう。
そこで自分にできることはあるんだろうか。声をかけてもらえるんだろうか。
それは全てに続く道である。