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古川日出男 / ロックンロール七部作
参りました。
良くも悪くも、この本はまともに感想が書けない。(でも、読み終えたっていう事実は記しておかねばならない、って私は思うわけ。何故ならあたしは「ベルカ、吠えないのか?」の後にこれを読んでいて、それはそれだけでもとっても意味があることだからだ)
……とまぁ、読んだ人にしか通じないネタだけど、↑みたいなカッコ付の語りが傍若無人に挿入されまくる異色の一人称小説。
しかもストーリー自体が縦横無尽に時間や地理を飛び越えて展開する。
これは20世紀の物語。
七つの大陸の物語。
ロックンロールの物語。
イェー。
多分内容なんてほとんど理解できていない。たまに旧約聖書の系図記述(シェラの子供がエベルで460年生きてエベルは息子や娘をもうけて……みたいな奴←かなり適当)を読んでいるような気分になることすらある。
でもなんだか凄いテンポとリズム感を持って進んでいくし、アホの人生がアホみたいに連鎖していく様子はアホみたいに興奮するし。
なんだかこれがロックンロールの小説です、と言われたら、は、はい、そうですね、と認めてしまいたくなるような、そんな本だった。
ようするに、この本はだーれにも薦められないけど、本棚にずっと飾っておくであろう小説。
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