最近の投稿

「美代子阿佐ヶ谷気分」

漫画『美代子阿佐ヶ谷気分』をはじめ、天才と称された漫画家・安部慎一が自らの生き様を反映させた様々な作品群を元に映画化された、非常に複雑な構成の作品。
(※ちなみに、漫画自体は私が生まれるよりずっと昔の作品です)

登場人物は漫画家本人とその彼女(後の妻)、その周辺。
漫画の名前を冠していながら、どうもその作品だけでなく、実際の「漫画家・安部慎一」像も描かれた作品であるようだ。
ただ、映画を観ていると、どこまでが現実でどこからが虚構(漫画の中で描かれた生活)なのかわからなくなってくる。多分、意図的にそうさせているのだろうとは思う。

この映画に関心を持ったきっかけは、彼らの実の息子2人が活動していたバンド「SPARTA LOCALS」に拠る。息子達は映画の中にも実物のまま登場し(さすがに物語に絡むわけではない)、主題歌も担当している。

ただ映画自体は、純粋に、一人の表現者の生き様が描かれた作品という理由で興味があった。
実際、フィルム中には、息子達やその歌が出てきたり、あるいは安部慎一本人の現在の姿も収められたりしていて、さながらドキュメンタリー映画のような作りになっている。

……が、映画の最後には、決まり文句として「この作品はフィクションです。」と大写しで表示されるのだ。
結局、自分が観てきたこの90分の映画はなんだったんだという気分になる。

とにかくややこしいし、「物語」としての起承転結があるわけでもない、でもドキュメンタリーでもない。変な映画。
でも美代子の徐々に芽生えていく母性のような感情?とか、慎一の作家としての意志みたいなものとか、そういうのを感じていく部分にこの映画の魅力が強くある。
とりあえず、言葉にはできない。

公開される劇場も時期も限られる作品だし、いい映画だと薦められる人も非常に限られるような内容なのは間違いない。
うん、そんな映画でした。

SPARTA LOCALS ワンマンリサイタル2009「ラストダンスはあなたに」

解散してしまった。
正直、アンコールまでそんな実感が全然わかないライブだった。

数少ないMCの中で、コウセイ氏が「引退コンサートへようこそ」みたいなことを言っただけで、客席側からも解散に触れるするような声援は飛ばず。
ステージ上のメンバーは、全力で活き活きと最高の音楽を演奏していた(ように見えた)。

3時間強、実際、ボリュームも選曲も、パフォーマンスも最高のライブだった。

» 続きを読む

SPARTA LOCALS / サンク

なぜそんなに泣いているの? あっちゅう間に忘れんだろ?
君が死んだ 君が死んだ 誰も彼もロマンチック
バカみてーだ バカみてーだ 時が過ぎて夢になって

今日は土曜のライブについて書こうと思っていたけど、予定を変更してお送りします。

スパルタローカルズの解散について。

悲しいけど、こうなるような予感はあったし、予感はあったけど悲しい。
昨年インディーズで再始動してから、安部コウセイの作る曲が減ってしまっていた。
徐々にポップな解釈をし始めていた楽曲が、急に荒々しい路線に戻ったり、なんか方向性がふらふらしていた。
ライブの動員も明らかに減っていて、商業的にも厳しかっただろう。

まぁ想像・後付けしかできない予感について、つらつら書いても仕方がない。

個人的には、古くからのファンにあまり評判の良くないらしい中期(『スパルタローカルズ』~『まぼろしFOREVER』)のスパルタがとても好きだった。
ちょっとポップ寄りになっても全然個性が消えていない、あの感じが好きだった。
そこから『Leecher』で路線が微妙に戻った時に、勝手ながら違和感を感じていた。

自分が聴く様々なアーティストの中では割と異色な方である彼らを、それでも好む理由は、やっぱり歌詞にある。
世界も周囲も自分も、どうしようもない。なんともできない。不可解。……そんな感じの世界観。
やや破滅的だけど、絶望しきっていない感じが好きだった。

もしかして、ついに絶望してしまったのだろうか。

安部コウセイしか作り上げることのできない世界というのは確実にあった。それは音楽と歌詞がひとつになって衝撃として確かに感じられるものだった。
伊東さんがそこに乗せる特徴的すぎるリードギターは、その世界の有様をかなり鮮明にリスナーに焼き付けてくれた。
弟が、兄の方を見てうすら笑いを浮かべながら息を合わせてベースをかき鳴らす様が心地良かった。

それが聴けなくなってしまうのは、とてもつらい。

……とりあえず、今の心境を垂れ流すと、こんな感じ。

スパルタローカルズ

  • スパルタローカルズ
  • その他:スパルタローカルズ , 他
  • レーベル:徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日:2006/09/06

スパルタローカルズのふらちな勉強会(まるでツアーのようだ)

つーわけでなんと二週連続のライブ参戦。再来週はARABAKIもあるってのに……。
しかし、昨年のツアーにゆえあって観にいけなかったので、今回は外せなかった。

とりあえず、「ほたる」が聴けたのと、新曲のうち最後の曲が非常に良かった。早く音源化してほしい。
生で聴く彼らの曲と歌声はいつも鬼気迫るものがあって、それがたまらない。

ちょっと、客が少なかった(割にマナーが悪かった)のが気になったかなぁ。ハコも小さかったし……。
次も仙台に来てくださいよお願いしますほんと。

そうそう、ダブルアンコールの「ばかやろう」で客席に降り立ったコウセイ氏が、なんと目の前に来ました。
もうお腹いっぱいですよ。

DAM覚醒

お盆直前、来週12日のDAMの配信曲が熱すぎる。

まずアナログフィッシュが3曲も追加! 定期的にリクエストしていた甲斐があった!

  • Iwashi
  • エナジー
  • 公平なワールド

次いでスパルタローカルズの新作から一曲。DAMではようやく4曲目の収録!

  • パレード

そして中村一義。「いつだってそうさ」をずっと歌いたかった。

  • いつだってそうさ
  • グッデイ
  • ひとつだけ
  • メキシコ
  • K-ing(100s)

あと、フジファブリックの「ペダル」。これも、新アルバムの中で一番歌いたかった曲なので非常にうれしい。

他にも、GRAPEVINEとかGOING UNDER GROUNDとか、Syrup16gとかNICO Touches the WallsとかLUNKHEADとか、邦楽ロック系の追加曲がかなり凄いことになっている。
これは、16日ライブが終わったらカラオケにいかなくては!!

«Prev | | 1 · 2 · | Next»

ナビゲーション

Diary

Tunes

Reviews

Twitter

Booklog

Frequent Tags

Monthly

Utilization

  • Nucleus CMS Japan
  • Nature
  • Valid XHTML
  • Valid CSS

counter

Links